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We are Gurung
グルン

村が、私の世界のすべてだった

trailer

story

ネパール。

ヒマラヤの奥深く、美しい自然に囲まれたグルン族の村。

そこでは、まるで一つの大きな家族のようにみんなで助け合いながら、ほぼ全員が農業に従事して暮らしている。

 

今年18歳になる少女ビスヌは、結婚を控えていた。

村には結婚相手を親が決めるという慣習があり、ビスヌもまた親が決めた相手との縁談を待つ。

家族、友人、大切な人達と過ごす日常を淡々と密着しながらも、次第に婚礼の日が間近に迫ってきてーーー。

director

Keii Morino

森野 継偉

「自然と共に生きる彼らは、自分達に無いものを持っていて眩しく見えた。​民族、村、その中には一人一人の人生があって、心がある。​これは文明社会と村社会、慣習と変革の狭間、今を生きる彼らを切り取った映画です。」

映画監督のプロフィール画像
あらすじ

1994年、福岡生まれ。映像作家、監督。

数本の短編を監督し、国内外の映画祭で評価される。

30カ国を旅する中で2015年ネパール大地震をきっかけに村を訪れ、以来ネパールに足を運んでは撮影するようになった。

上映スケジュール

11/30(土)より渋谷、ユーロスペースにて公開が決定いたしました!

詳しくはこちら

レビュー

今泉力哉(映画監督)

グルン族の少女・ビスヌが

はじめて目にするものに

心動かされるように、

また家族を思いやる気持ちと

未来への不安をともに感じるように、

この映画を通して自分も

またあらたな視座を得た気がします。

生活と繊細な心が写っていました。

Machico(声優アーティスト)

温かく笑顔が溢れている村、グルン族の姿。 そこでは当たり前に自分達の未来が

確定していて、

それに対する疑問はあったとしても

その道を歩むしかないのかも知れない。

 

村の文化や慣習の輝きに感動する一方で、

私自身が持っている感覚と比べると

閉鎖的に思えてしまう部分もあったり。

どちらが正しくて間違っているとか

そういう問題ではなくて、

それぞれの生き方や世界が存在していることを知ることができました。

置かれている環境や文化で

人の人生は決まるし、

それと同じように、少しのきっかけで

一気に人生が変わったりすることもある。

そんな変化を目の当たりに出来る作品。

Miyu(ダンサー)

この映画を見なければ知れなかった

世界が広がっていました。

リアルなカメラワークと、リアルな人生が

ゆっくりとしたトーンで

丁寧に描かれていてストレートに

心に響きました。

世界にはまだまだ自分が知らない生き方や

世界が広がっている。

もっといろんな世界を見てみたい。

そんな風に思わせてくれる映画でした。

 

是非多くの方に届きますように。

レビュー

監督:森野 継偉
音楽:インナージャーニー「流浪のうた」
配給:ニチホランド


日本/2022/ネパール語・グルン語/カラー/51分/DCP/原題:We are Gurung 
(G)区分

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